Apple TVにHomePodを繋ぐと音楽体験が変わる
最近Apple TVを購入し映画や動画を楽しんでいたのだが、HomePodに接続することで見えてきた良い点や、ちょっと不満な点などが浮き彫りになってきたのでここで共有したい。
というのもApple TVでHomePodを使っている例があまりにも少なく、購入前に集められる情報が少ないと感じていた。かくいう僕もどれくらい快適なのかわからないまま、とりあえず買ってみよう!!ということで購入した経緯がある。
僕みたいなApple信者はある意味「うーん・・・どうだろう」と思ってしまっても最大限彼らの能力を引き出してあげられるように努力するのでまあ、いいんです。
ただApple TVを動画視聴に使いたかったり、HomePodをつないでどんなもんなのかを知りたいが、それ以上の使い道がわからない人にとっては高価な買い物になってしまう。
というわけでApple TVをHomePodに繋いだ場合とHomePod二台に繋いでわかった良い点と不満点をまとめていこう。基本的には満足です・・・が・・・
良い点
ほぼ全てのApple TVからの出力を高音質に
基本的に全ての音声をHomePodで再生できる。
このようにシステム音声が切り替えられる形になっているためだ。
Apple Musicはもちろんのこと、Apple TVの映画、他社のストリーミングサービスの映画、コンテンツ、YouTubeなどの動画も基本的に全て出力に対応している。
テレビからの出力オンリーもできるし、テレビ出力+HomePodもできるので高音質の良いテレビを持っているとなお良い。
しかし、Apple Arcadeだけはなぜか出力先を変えられないのだ。これは謎なのだが、遅延とかがあると困るからなのだろうか。Apple Arcadeはいい音楽のゲームが多い印象なので少し残念。
映画を迫力のあるサウンドで
これはHomePod 2台での話なのだが、基本的に映画の迫力がすごい。Amazon Primeなどの映画も普通にすごいし、Apple TVでDolby Atmos に対応しているものは異常なぐらい立体感が出て面白い。
テレビからも出力できるので実質3スピーカーのシアター環境だ。映画をこれで見たら、普通には見れなくなる。家が映画館になったようなそんな気持ち。映画好きにはたまらないかもしれない。
HomePod miniでもステレオかつApple TVに接続できるが、Dolby Atmosの再生には対応していないので注意だ。この辺りは
ここでまとめている。個人的にはApple製品で本気でシアター環境を整えたいならHomePod2台がおすすめ。
最近はプロジェクターなどを使ってシアター環境を整える人もいるが、Apple TVはそういう機器にも接続できるかは不明なので今後やってみたいと思う(調べた感じできそうだが、出力をHomePodにしている例はなさそう?)。これでHomePodからの音声が出力できればすごいなあ。本当に家に映画館が・・・夢が広がる・・・
悪い点
リモコン操作での切り替えが少し面倒
これ。意外と面倒なんです。
基本的には「設定」か、リモコンの
この部分を長押しすると出てくる
ここで切り替えが可能。ここで切り替えられればすでに便利なのかもしれないが、どうしても「リモコン操作」なのだ。自分の思うように動かない時は結構つらい。
慣れればある程度制御できるが、MacやiPhoneの切り替えに慣れているせいか「リモコン」での操作が非常に煩わしい。まあ、慣れなんだが・・・ちょっとした不満。
切り替えの速度自体は快適。
接続に問題がなければすぐに変わってくれる。
Siriに頼むこともできるのだが、これがまだ制約がたくさんあって使いづらい。
例えば「Hey, Siri HomePodに繋いで」と言っても簡単に接続してくれない。というのもHomePodなどのHomeKitは設置場所によって「リビングルーム」や「娯楽室」などを振り分けることができる。だが、このおかげでどのHomePodに接続するかを聴いてくるのだ。Apple TVと同じ場所にあるHomePodにすぐ繋いでくれればいいんだが・・・
またテレビの出力だけにしたい場合はSiriに頼んでも上手く反応してくれない。なぜか再生を止めてしまうのだ。このあたりのSiriの性能はもうちょっと使いやすくしてほしいものだ。「決まり文句集」みたいなのを作りたい。こういえばこんな操作を行ってくれる的な一覧があれば便利かもなあ・・・
と少し話が逸れたが、そんなこんなで切り替えはあまりスマートではない、ということがお伝えしておきたい部分だ。
読み込み時間が一瞬ある
これは僕の環境のせいなのかもしれないが、HomePod2台に繋いでYouTubeなどの動画を見ると、一瞬読み込み?のような静寂があり、その後再生が始まる。
映画などは一度再生を始めたらそのままなので全く問題ないのだが、特にYouTubeは動画を見て、探して、再生して、また探して・・・のような流れになるのでどうしても間に止まる時間が入るとストレスになる。
イライラするほどではないのだが、あまり気持ちの良いものではないのでYouTubeの場合はテレビのスピーカーからの出力にすることが多い。YouTubeの動画を大音量で聴いてもちょっと疲れちゃうという理由もあるのだが。
一応断っておくが、僕はApple TVを有線接続にしている。
有線接続にすると読み込みの速度が向上したのは事実。ただ、それでも一瞬の読み込み時間があるのはおそらくHomePodとの通信をしているためだと思われる。MacからHomePodに接続する際も少し時間がかかるのでしょうがない部分なのかもしれない。
まとめ〜Apple TVとHomePodの相性は基本的には良い〜
今回はApple TVとHomePodの連携についてお話ししたが、僕個人的には使いやすいし、手軽で良いなあと感じている。
Apple TVと同じような機能を持つ機種も多くあるが、Apple TVを選ぶ理由の一つとしてHomePodとの連携が挙げられそう。簡単に高音質の出力先を選べてしまうのは他の製品にはないオンリーワンの特徴だ。有線での接続もいらないし、Bluetooth接続のおかげで専用スピーカーになるわけではないためApple製品間では非常に柔軟。
ちょっとした不満はありつつもApple TVとHomePodは全体的にしっかりとまとまっていて、使いやすい。価格はまあ・・・高いけど使い続ければその価格に見合った快適さを得られるかもしれない。
参考になれば幸いです!
では、快適なAppleライフを!!
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