まずは結論。今買うなら・・・?
とりあえず僕の至った結論から。性能差を見てあげるとこんな感じだろうか。
僕的おすすめは価格等も考慮に入れてSE。予算があるならSeries 6ですね!!
Series 3についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ!!
というわけでこの根拠をスペック比較から紐解いていこう。
スペックの比較
ひとまず比較のために表にしてみた。
比較項目 | Series 6 | SE | Series 3 |
---|---|---|---|
ケースサイズ | 44mm, 40mm | 44mm, 40mm | 42mm, 38mm |
ケースの種類 | ステンレス アルミニウム グラファイト チタニウム | アルミニウム | アルミニウム |
ディスプレイ | 常時表示Retina ディスプレイ | Retina ディスプレイ | Retina ディスプレイ |
価格 | 42800円〜 | 29800円〜 | 19800円〜 |
血中酸素濃度測定 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
心電図機能 | 対応(日本では未認可) | 非対応 | 非対応 |
モデル | GPSモデル GPS+Celluarモデル | GPSモデル GPS+Celluarモデル | GPSモデル |
ファミリー共有設定 | 対応(日本はau) | 対応(日本はau) | 非対応 |
性能(チップ) | S6 U1 | S5 W3 | S3 W2 |
Series 6 と SEの差は?
まず簡単に Series 6 とSEの性能差についてまとめよう
- 価格
- 血中酸素濃度などの医療系アプリの使用可否
- ケース
- 常時表示
- 性能(チップ)
価格
とりあえず最安を比較。
・Series 6 GPSモデル
シルバーアルミニウム 40mm 42800円
シルバーアルミニウム 44mm 44800円
・SE GPSモデル
シルバーアルミニウム 40mm 29800円
シルバーアルミニウム 44mm 32800円
価格差は13000ほど。もし最安を考えているのなら、これ以降の性能差で13000円を出せるかを吟味していくべきだ。ケースを変えると一気に値段は変わるので注意して欲しい。
血中酸素濃度などの医療系アプリの使用可否
Series 6 :対応
SE:非対応
血中酸素濃度測定は専門医療等に使うことは考えられてないらしい。基本的には日々の健康チェックの補完だ。呼吸と血流のバロメータである血中酸素濃度を測定することで、体の疾患や異常の早期発見につながるかもしれない。
新型コロナウイルスの判断には使えないようなので注意が必要。
ケース
・Series 6
ステンレス
アルミニウム
グラファイト
チタニウム
・SE
アルミニウムのみ
Apple Watchをファッションとして使いたい人はSeries 6 だ。たくさんのケース、モデルがあり、それぞれ価格も違う。ただ、バンドに関してはSEでもたくさん選べるので、バンドで楽しみたい人はSEでOKだろう。
常時表示
Series 6 :対応
SE:非対応
これが大きな差であろう。僕はSeries 3を使っているが、腕を上げるのが面倒な時が多々ある。
例えばPC操作している時。AppleWatchをチラッと見れないのはちょっと不便。
寝ている時も少し不満が。感知しない時があって目の前に持ってきても真っ暗なこともある。
この辺りに不満が出てきそうな人はSeries 6がいいかもしれない。ただ、常時表示だけが欲しいならSeries5を購入するという手もある。こちらで説明しているので気になる方はチェックだ。
性能(チップ)
Series 6 :S6 U1
SE:S5 W3
Series 6は最新のチップが内蔵。地味にU1というUWB(超広帯域)対応だ。これはiPhone 11に搭載されているものと同じらしく、もしかしたらAir Tagの布石かも?
ただ、このチップ性能を感じることができる人はいないだろう。劇的に処理が速くなる操作は今のところない。
むしろSEにSeries 5と同じS5チップがついていることが素晴らしい。このチップならここ数年は問題なく使い続けられるであろう。
SEと Series 3の差は?
SEとSeries 3についてもまとめておこう。こちらも重要な違いがいくつか。
- 価格
- セルラーモデルの有無
- 性能(チップ)
- 文字盤の種類
この辺りを比較するのが良いだろう。以下で詳しくみていく。
価格
・SE GPSモデル
シルバーアルミニウム 40mm 29800円
シルバーアルミニウム 44mm 32800円
・Series 3 GPSモデル
シルバーアルミニウム 38mm 19800円
シルバーアルミニウム 42mm 22800円
価格差1万円。1万円の差でSEが購入できるのなら Series 3 を買うべき人は本当に限られてくると思っている。Series 3は必要最低限、とりあえずなるべく安くAppleWatchが欲しいんだ・・・という人にだけオススメできる機種だ。
使用感やできること・できないことはこちらで詳しくまとめている。後悔しないようにこちらを読んでから購入を検討して欲しい。
セルラーモデルの有無
SE:GPSモデル と GPS+Cellularモデル を展開
Series 3: GPSモデルのみ
Cellularを考えている人は必然的にSE以降の購入になる。
性能
SE:S5 W3
Series 3: S3 W2
この性能差は大きい。今のところS3のSeries 3でも普通に使えている。しかし今後多くのアップデートが予想される中で数年使い続けるのは難しくなってくるだろう。将来的に満足度が高いのは確実にSEだ。
文字盤の種類
SE:文字盤の共有と、多彩な文字盤を使用可能
Series 3:使える文字盤に制限あり
意外と知られていないのがこれ。Series 3ではApple公式サイトにあるような文字盤を全て使えるわけではない。
もちろんエルメスモデルなど特定のモデルでのみ使える文字盤があるのは事実だ。しかしSeries 3はさらに使える文字盤が少ない。
これもこちらの記事で使える文字盤をまとめたので確認して欲しい。
僕はこれを知らずに購入した一人だ。ちょっと悲しい気持ちになったのはここだけの話。
【補足】Series 5も選択肢に入る人も?
常時表示が欲しいけどSeries 6 は高すぎるよ・・・
そういう人はSeries 5を選択肢に入れてもいいかもしれない。Appleの公式ストアから購入することはできないが、最近になって整備済製品が多く入るようになってきた。
整備済製品って何?という方はこちらで詳しく解説しています。
ただ、もちろん不定期だしいつ入るか誰にも予想できない。ずーーっと待ってAppleWatchが使えないなら、SEを買って少しでもAppleWatchの素晴らしさに触れた方が時間を無駄にしなくて済む。
大きな違いは常時表示と心電図機能の使用可否だ。ここに大きなこだわりがなければすぐにSEを買った方が絶対に幸せになれる。
中古で買うのもアリだが、抵抗がある人もいるだろう。中古製品全然OKな人はSeries 5をメルカリやヤフオクで調べてみるといいかも。
最終結論!! Series 6? SE? Series 3? はたまた Series 5?
最後にもう一度僕の結論を書いておく。
ファッション等も考慮に入れて最新機種が欲しい & 予算が潤沢な人はSeries 6で問題ない、というかSeries 6を買おう。絶対に楽しい。ただ、Apple製品の連携等を視野に入れるなら、一つにお金をかけすぎるのは最善の選択ではなくなる。
そういう場合は SEがコスパがとても良い機種だ。常時表示がないのは少し寂しいが、チップもほぼ最新。浮いたお金で他のApple製品を購入しよう。もっと世界が広がるはずだ。
どうしても安くAppleWatchが欲しい・・・。そういう場合はSeries 3も選択肢に入るだろう。ただ、長く使ってあげられるかは微妙なところ。最低限の機能で十分という人はアリかもしれない。
常時表示が欲しいけどSeries 6 は高すぎる・・・。そういう人はSeries 5 の整備済製品や中古を考えてもいいかもしれない。ただ、先ほども書いた通り整備済製品はなかなか在庫が入らないし、物凄い速さで売れる。モデルも選べない。
いいものが見つからないからといってずっと待っているのは本末転倒。AppleWatchはあくまでツール。使いこなして初めて価格以上の価値が出せるというものだ。
まとめ〜自分にあったAppleWatchはなんだろう?〜
新型が出た時はとても悩む。どれが一番いいのかは人それぞれ。とにかく比べて、できることできないことを把握するのが重要だ。いいものを買えばもちろん幸福度は高い。でもそれがあなたにとって最良の選択かどうかは分からない。
AppleWatchはあくまでもツール。ファッションとして考えるなら別だが。もちろん僕は所有欲を満たすためにAppleWatchを買うのに反対はしない。
だが予算は人それぞれなので、その予算内で自分がその価格以上に使ってあげられるか、これが一番重要だと思う。それがやっぱり「いい買い物」なのではないかなあと思っている。
この記事を読んで、少しでも自分にあったAppleWatch探しに貢献できれば幸いです。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます!良ければ暇な時にこの「リンゴのなる木」を覗いてみてください。
では、快適なAppleライフを!!
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