パームリジェクションとは
パームリジェクションとはタブレット端末において、スタイラスのみを認識してくれる機能のこと。
デジタル大辞泉にはこのように書かれている。
タブレット型端末やペンタブレットでスタイラスペンを使用するときに、紙への筆記の際のように、小指球など手の一部が画面に当たってもそれは認識せず、ペン先のみを認識する機能。
デジタル大辞泉
この機能のおかげで私たちは画面に手を置いてかけるわけだ。
ちなみに英語で書くと「palm rejection」
palmは「手のひら」という意味で、rejectionは「拒否、拒絶」といった意味がある。なるほど。そのまんまの意味だったのか。
僕自身元々こういう機能があったのは知っていたが(これがないとスタイラスが成り立たないので当たり前かもしれないが)、パームリジェクションという名前であることは初めて知った。
GoodNotesでPencilがついてこない?
というのも、実は先日僕の友人からこんな報告をもらったことが事の始まり。
最近、GoodNotesだけApple Pencilの挙動がおかしいことに気がついた。なぜかPencilの入力が「遅れて」しまう。純正メモなどでは全く出ないが、GoodNotesだけで不具合が起きている。
僕自身これを聞いたときはPencilの不調なのかと思ったが、GoodNotesだけで起こると聞いた時に、あれ違うのか・・・と頭を抱えてしまった。
何か解決策はないのだろうか・・・と僕も悩んでいたら友人から連絡が。
パームリジェクションの感度変更で解決
幸いなことにGoodNotesでの不具合は解消されたらしい。その方法というのが
パームリジェクションの感度設定
だ。
GoodNotesにはパームリジェクションの感度設定なるものがある。
それはGoodNotesの歯車アイコンから
「設定」を選択
その中にある「スタイラス&パームリジェクション」を選択
この中に「感度」という項目がある。これが元凶だったようだ。
この設定を変更するとPencilの「遅れる」不具合が解消されたということだ。
最近iPadOSのアップデートなどもあり、アプリ側もそれに合わせなくてはならない状態だ。そんな中だと不具合が起きても不思議ではない。アプリ開発者様に感謝しつつも、このような不具合解消法はどんどん発信して行きたいと思う。
まとめ〜パームリジェクション設定を変えてみる〜
不具合はどこで起こるかわからない。基本的な方法を試した後は完全に地図のない道を彷徨っている状態だ。
そんな人の一つの道標になれたらと思い情報共有をしている。些細なことでも解決策になり得るのがガジェットやデバイスの世界。状態は千差万別なので全ての人に当てはまるわけではないが「一つの成功例」が集まるといろんな人を助けられる。僕はこのインターネットがそんな可能性を持っていると思っている。
とまあちょっと脱線してしまったが、GoodNotesを使っている人で不具合に悩んでいる人の助けになれば幸いだ。
では、快適なAppleライフを!!
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