とりあえず簡単な違いだけまとめ
Apple TVは現在発売されている機種は2種類
- Apple TV HD
- Apple TV 4K
だ。この二つの違いを簡単にまとめると
- 4K HDR 表示
- チップの性能
- 端子の接続規格
この3つだと思ってくれれば良い。大きな違いはこれだけ。ただ、この3つが違うとかなり快適さが変わってくるので重要だ。
ではまずは表にして一つ一つの差を細かくみていこう。
HDと4Kの性能比較
ひとまず性能差を表にまとめてみよう。
比較項目 | HD | 4K |
---|---|---|
本体サイズ | HD 4K 共に同じ | HD 4K 共に同じ |
容量・価格(税別) | 32GB 15800円 | 32GB 19800円 64GB 21800円 |
ポート | HDMI1.4 Wi-Fi Ethernet Bluetooth4.0 | HDMI2.0 同時デュアルバンドWi-Fi(2.4GHz,5.0GHz) ギガビットEthernet Bluetooth5.0 |
プロセッサ | A8 | A10X |
ビデオフォーマット | 最大1080p 30fps(60fps) | 最大2160p 60fps |
後半はなんだかよくわからなくてもOK。ここで大事なのは
- ポートの内容が大きく違うこと
- プロセッサが違うこと
である。この二つについて少し詳しく説明していこう。
ポート内容がかなり違う
HD と 4Kの大きな差として、このポートの接続規格の違いが挙げられる。
まずHDMIだが、これはテレビなどの外部出力する際にどれだけの解像度の映像を送ることができるかということを示している。
なのでこれをみてすぐわかるのは HDと4Kでは出力できる映像に差があるということ。
もちろん4Kテレビを持っていないと4Kの出力はできないが、テレビに合わせて一番高解像の出力が選ばれるのでやはり高いに越したことはない。
また、「Ethernet」とは有線接続する際に使うポートのことだ。LANケーブルを挿すところと言ったらわかる人も多いだろう。これは有線接続した際の情報の転送速度が異なることを示している。
ギガビットの方が転送速度が速いのはすぐにわかると思うが、僕はこの違いが結構使用感に繋がると考えている。
なぜならApple TVは「有線接続にするとかなり快適になる」からだ。
それは僕のこの記事でよくわかると思う。
Wi-Fiももちろん優秀だが、有線接続の速度にはまだまだかなわない。僕の環境だと明らかに動作が変わったのだ。有線本当に快適。
こういう事情があるので、Ethernetはより速いものを搭載しているものが優秀であることは確か。
さらに本体のBluetooth接続規格も 4Kの方が上。現在皆さんが使っているものは大抵が 5.0 だと思うので、「いつも通り」を求めるなら確実に 4K の方が良い。
プロセッサの違い
これはiPhoneなどをみてもわかると思うが、 チップは常に進化している。iPhone 12はすでにA14 Bionic を搭載しており4K に搭載されているA10もかなり昔のチップになる。
Apple TVは多くの処理を要するわけではないので、そこまで高性能なチップは必要ないが、やはり動作のヌルヌル感には大きく関わってくる。
ゲームをするなら尚更チップ性能は重要。A10でも今のところかくついたりはないので大丈夫だが、A8だとどうなるかはちょっとわからない・・・。
僕個人では4Kしか使っていないが、4Kで今のところストレスを感じたことはない。HDに搭載されているA8でどれだけの動作が期待できるかはわからないが、僕的にはチップはApple TVの要でもあるので、なるべく最新のものをオススメしたい。
最後にもう一度性能差のまとめ
Apple TVを使う際に僕たちの使用感に関わってくる差は次の3つだ。
- 4K HDR 表示
- チップの性能
- 端子の接続規格
「4K、HDR表示の有無」は持っているテレビやディスプレイによってはあまり差を感じない部分になるかもしれない。しかし、今後テレビを変えたり、4Kがもっと身近に感じることが多くなるのは確か。またHDRに対応しているテレビ・ディスプレイは結構多いので最終的に使う羽目になる可能性は高い。
「チップの性能」はヌルヌル感に影響する重要なスペックの一つ。高いに越したことがないのは当たり前だが、A10でも結構古いチップなので、A14が出ている現代においてはA10ぐらいは欲しいなあというのが本音。ゲームをするなら尚更だ。
「端子の接続規格」は通信速度や出力に関する重要な性能だ。読み込み速度にも大きく影響する。やはりより高性能なものを選ぶのが無難。
ちなみに価格差は32GBで比べると4000円。僕はHDと4Kの差は確実に4000円以上あると思っている。4000円出せば4Kになるなら絶対4Kだ。
結局買うべきなの?
最後に、ここまで比較してきて結局Apple TVは買うべきなのかどうか判断するのに悩む人もいるだろう。
そんな人はApple TVを買うべきかを熱く書いた、こちらの記事をぜひご覧いただきたい。
記事リンク
この記事の内容を参考にしながら、Apple TVは買うべきなのかを客観的に判断してみた。参考になれば幸いだ。
まとめ〜HD と 4K の違いを理解して納得のいく買い物を!〜
Apple TVは比較すると細かい違いが見えてくる。ただ、その内容がよくわからないとなかなか判断しにくいのが現状だ。
ただ、4Kを使っている僕だからこそ、ちょっとした差が快適さに影響してくることを知っている。その体験を皆さんに還元できればと思いこの記事を書いている。
何か考えるきっかけになれば幸いだ。
では、快適なAppleライフを!!
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