学生・教職員割引とは?
Appleには学生と教育に関わる人たちのための割引制度がある。それが学生・教職員割引だ。
Appleは教育に関する事業に力を入れていて、Appleの公式サイトにも
Appleと教育というページでその内容について説明している。気になる方はチェックしてみると良い。
この画像の中にもあるが、Appleストアの通常ストアに加えて、「学生・教職員向けストア」というのがある。これが割引がされる学生と教職員限定のストアだ。
一応ストアには誰でも入ることができる。
この状態でいつも通り欲しいApple製品を見ると
少し安くなっているのがわかるだろう。おおよそ全体的に10%程度値引きされている。
このお得な学生・教職員割引について次以降で解説していこう。
学生・教職員割引の適用条件と注意
学生・教職員と一括りに言っているが、具体的にどんな人が割引対象になるのか。また、いくつか注意もあるのでそれらを詳しく見ていこう。
割引の対象者
Apple公式には以下のように記載がある。
- 大学、高等専門学校、専門学校の学生
- 上記の教育機関への入学許可を得て進学が決定した生徒
- 大学受験予備校に在籍する学生
- 小・中・高・大学・専門学校の教職員
- PTAの役員として活動中、もしくは選出され活動が決定した方
大学、高等専門学校、専門学校の学生、それらの学校に進学が決まった生徒、大学受験予備校生は父母の代理購入もできます。対象の詳細はApple Store for Education対象教育機関にてご確認下さい。
つまり高専生以上であれば適用が受けられるということだ。注意書にもある通り進学が決まっている人や予備校生は“両親の代理購入”によって割引を適用される。
また、対象者の両親も割引の適用になるので、学生さんは親御さんがApple製品を購入する際に一声かけるといいだろう。
購入台数制限がある
割引で購入できる代わりに台数の購入制限がある。
4月1日〜3月31日の間で
- デスクトップコンピュータ / Mac mini / ポータブルコンピュータ:年間各1台まで
- iPad: 年間2台まで
- ソフトウェア:各タイトル年間2本まで
という条件付きだ。
購入後に身分証明が必要
ストアに入ったり、そこで購入の手続きをすることは誰でも可能だが、購入後にAppleから必ず身分証明を求められる。
身分証明ができなければ購入はキャンセルになってしまうので気をつけよう。
転売禁止
購入後1年間は転売が禁止されている。安く新品が手に入るので当然の規約だ。
先ほど述べたように購入台数制限もあるので、自分用に買うときに使おう。
どれぐらい安い?通常価格との比較
では条件を見たところで価格の比較を行ってみよう。
一つ注意を。学生・教職員割引が適用されるのはMacとiPad、AppleCareなどである。iPhoneには割引がないので気をつけて欲しい。
Macの比較
2020年9月現在。価格の違いはこんな感じだ。
製品 | スペック | 学生・教職員割引価格 | 通常価格 | 差額 |
---|---|---|---|---|
MacBook Air | 1.1GHzデュアルコアCore i3プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.2GHz) 256GBストレージ Touch ID | 93800 | 104800 | 11000 |
1.1GHzクアッドコアCore i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.5GHz) 512GBストレージTouch ID | 123800 | 134800 | 11000 | |
MacBook Pro | 1.4GHzクアッドコアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.9GHz) 256GBストレージ Touch BarとTouch ID | 123800 | 134800 | 11000 |
1.4GHzクアッドコアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.9GHz) 512GBストレージ Touch BarとTouch ID | 143800 | 154800 | 11000 | |
2.0GHzクアッドコアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.8GHz) 512GBストレージ Touch BarとTouch ID | 177800 | 188800 | 11000 | |
2.6GHz 6コアプロセッサ 512GBストレージ AMD Radeon Pro 5300M | 227800 | 248800 | 21000 | |
2.3GHz 8コアプロセッサ 1TBストレージ AMD Radeon Pro 5500M | 267800 | 288800 | 21000 | |
iMac | 2.3GHzデュアルコアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz) 256GBストレージ | 114800 | 120800 | 6000 |
3.6GHzクアッドコアプロセッサ 256GBストレージ Retina 4Kディスプレイ | 136800 | 142800 | 6000 | |
3.0GHz 6コアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz) 256GBストレージ Retina 4Kディスプレイ | 153800 | 164000 | 10200 | |
3.1GHz 6コアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.5GHz) 256GBストレージ Retina 5Kディスプレイ | 183800 | 194800 | 11000 | |
3.3GHz 6コアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.8GHz) 512GBストレージ Retina 5Kディスプレイ | 205800 | 216800 | 11000 | |
3.8GHz 8コアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大5.0GHz) 512GBストレージ Retina 5Kディスプレイ | 227800 | 249800 | 22000 | |
iMac Pro | iMac Pro (初期スペック) | 513800 | 558800 | 45000 |
Mac Pro | Mac Pro (タワー, 初期スペック) | 559800 | 599800 | 40000 |
Mac Pro (ラック, 初期スペック) | 609800 | 649800 | 40000 | |
Mac mini | 3.6GHzクアッドコアプロセッサ 256GBストレージ | 80800 | 82800 | 2000 |
3.0GHz 6コアプロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz) 512GBストレージ | 107800 | 112800 | 5000 | |
Pro Display XDR | Pro Display XDR (標準ガラス) | 486800 | 529800 | 43000 |
Pro Display XDR (Nano-textureガラス) | 559800 | 599800 | 40000 |
Mac Proなどそもそもの価格が高い製品は4万円ほどの値引きになっているが、大体1〜2万円ほどの値引きとなっている。
iPadの比較
2020年9月現在。iPadの場合こんな感じ。
製品 | スペック | 学生・教職員割引価格 | 通常価格 | 差額 |
---|---|---|---|---|
iPad Pro | iPad Pro (11-inch 128GB) | 79800 | 84800 | 5000 |
iPad Pro (12.9-inch 128GB) | 94800 | 104800 | 10000 | |
iPad Air | iPad Air (64GB Wi-Fiモデル) | 52800 | 54800 | 2000 |
iPad Air (256GB Wi-Fiモデル) | 69800 | 71800 | 2000 | |
iPad | iPad (32GB Wi-Fiモデル) | 32800 | 34800 | 2000 |
iPad (128GB Wi-Fiモデル) | 42800 | 44800 | 2000 | |
iPad mini | iPad mini (64GB Wi-Fiモデル) | 43800 | 45800 | 2000 |
iPad mini (256GB Wi-Fiモデル) | 60800 | 62800 | 2000 |
iPadはPro以外、一律2000円引きとなっている。
Apple Care
AppleCareも安くなる。AppleCare + for Mac だと2000円引きとなっていることは確認済みだ。
AppleCareに入るときも学生・教職員ストアで購入するのが良いだろう。
まとめ〜学生・教職員はお得にアップル製品を購入しよう〜
Apple製品は基本的に高い。やっぱり少しでも安く購入したい。そう思う人が多いだろう。
学生と教職員、その家族限定ではあるが、公式で安く購入できるのはありがたい。使えるものは使ってどんどん自分の能力を上げていこう。
こちらの記事で購入の指針を示している。気になる方はぜひ。
では快適なAppleライフを!!
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